皆さんは自然農法をご存知ですか?
諸説ありますが、基本的には農薬、化学肥料等を使わないこと、枯れ草や藁などで堆肥を作って⽣命⼒溢れる⼟づくりをすること。が共通してます。
注意してほしいのは、《無農薬野菜》と謳っているものにも、化学肥料をたっぷり使って人工的に太らせている、ということ☝
決して自然ではありません。
野菜でも果物でも皮に栄養があると言われますが、農薬を口には入れたくないので最近の文化では食べませんね。でも、昔の人は知っていて、自分たちで安全なものを作れていたので、丸ごと!食べてました。
玉ねぎやニンニクの皮や茎からもすっごく美味しい出汁がでます✨
さぁ、そんな安全な野菜が作れる【自然農法】
意外と難しくありません!農薬を撒かない分、草刈りは必要になりますので、むしろ小規模の家庭菜園に向いてると思います。
今回は、お庭や畑のない『ベランダ菜園用』と『畑用』のそれぞれをご紹介します!
『ベランダ菜園用』のプランターは発泡スチロール
ベランダ菜園をされる際、わざわざプランターを買う方が多いですが、冷蔵食品などを送る際に増えていく発泡スチロール。
実は水持ちも良くて軽くてピッタリなんです🌿
①まず発泡スチロールの底に穴をボールペンなどを使ってぷすぷすあける
②土を入れる
③植えたいところに苗より少し深めの穴を掘って生ゴミを片手分入れ土と混ぜる。
※土と混ぜてあげないと、根が肥料に直接あたってかぶれちゃいます💦
④苗を入れて土を被せ、根と土が活着するよう、よーく抑える
⑤雑草を抜いてきて(どうしてもなければキャベツの葉とか)土の表面が見えなくなるまで被せる
⑥お水を①で開けた穴から出てくるまでたっぷりあげる
⑦雨があたるところに放置できるなら水遣りをしなくても大丈夫!夏の晴れ間が続く時期だけあげましょう。
軒下であれば雑草をのけて土が乾いていたらあげましょう。
>草マルチのいろんな効果
草マルチ(草を被せている)しているので直射日光があたらず乾燥が防げる他、日光が当たらないので他の雑草が育てない、ゆっくりと分解されて自然な肥料になる、といったメリットがあります✨
この方法は、ベランダ菜園用だけでなく、畑のある人が種から苗を育てるための『苗床』にもピッタリです!
畑用の自然農法
2m×1m程の土地にプチトマト、ナス、オクラ、カボチャ、シソ、キュウリといった家庭菜園ド定番の夏野菜を、今からご紹介する自然農法で終わりに植えてみました🥒🍆🍅🌿
~では、方法へと~
①雑草を刈り取って固めて置いておく。(最後に敷きます)
②種から植える場合は土を盛り上げてベットを作りますが苗を植えるならそのまま平らなまで可。
③苗より深めの穴を掘る。
※この時点でその周辺にあった雑草の根は掘り出されてますので、最初から根ごと抜いたり、全体を耕してしまう必要はありません☝
④生ゴミを片手1杯ほど投入し土と混ぜる。
※土と混ぜてあげないと、根が肥料に直接あたってかぶれちゃいます💦
⑤苗を入れて土を被せ、根と土が活着するよう、よーく抑える
⑥殺菌と肥料も兼ねて、あれば灰をパラパラっと撒くと◎
⑦まだ残っている雑草があれば抜いてしまう。小さいものは草マルチで日が当たらず枯れてくので神経質になる必要はありません。
⑧水をたーーぷりやる
⑨苗と苗の間に、大豆や食べられる野草、薬草の種を振りまいておく。
※大豆などの豆類は窒素を地中で固定してくれる(つまり、他の植物にも必要な栄養素を与えて元気にしてくれる)のでよろしいです。
しかも早く収穫すれば枝豆が、うっかり忘れても大豆を提供してくれる、涙が出るほど有難いお野菜なのです✨
⑩刈っておいた草を苗の周りにぐるっと被せて土が見えないようにする。
※このお陰で大豆や種類を鳥から守ることもできるのです!
⑪苗の場合1〜2日はたっぷりお水をあげる。
種の場合は、種自身が雨が振って『今だ!』と思ったら生えてくるので、こちらから水やりはせず放っておく。
とりあえず何でも撒いとく
この方法でしたら、土地に合ってたら勝手に茂っていきます。
フルーツでも、野菜でも、とにかく種を発見したら取り敢えず撒いておく!!
《桃栗三年柿八年》といいますが、桃だって植えとけば3年後には実をつけてくれる訳です✨
土と近い暮らしっていいですよね〜🤤
私もこないだ発泡スチロールのプランターにサクランボの種をぷってしてたら、1度も水やりをしていないのに気づいたら20cm程に成長してました!
ズボラだけど、安全なものを食べたい方にピッタリな自然農法、お試しください。