前回熱く、世界のコンポスト事情を語りましたが、
今回はいよいよコンポストトイレ本体の作り方ですね!!
私は作ることを選択しましたが、買う方法ももちろんあります☝
オススメは、その界隈の有名人モーリーさんのトイレ自作用DIYキット↓↓↓
前記事で語った通り大切な大小分離器と小を溜めるボトル内蔵の大の攪拌機もセットで約4万!後は自分で好みの座る部分を作ったり買ったりするだけ。すべて一体型のコンポストトイレを買うと10万ちょいは普通にすることを考えると破格です!
このキットをベースに便座セットでも辻さんという方が販売されてますね!
が、そこはプー🐻🐝
今回も安く!でも出来るだけ可愛く1から作ることにします!
必要な物
- 時間(女子1人でまる2週間)
- 適当な椅子(座るとこなくても大丈夫)
- 自然にカエルS(家庭用生ごみ処理機)
- 椅子の脚を底上げするための台4コ
- 板付きナット
- ワッシャー
- 六角ボルト(M12)
- ラチェットレンチ(19)
- 10ℓポリタンク
- ちりとり
- シリコンじょうご
- 適当な長さのホース
- 板
- 好みの塗料
総額¥13,370
破格👏😭
私の場合は、廃材の板やちりとりがあったのと、塗料もサンプルが使えたのと、椅子を海岸で拾ったのと(笑)、生ごみ処理機に助成金が使えたからですが、これらが無いとするとプラス¥12,500くらいでしょうか?
皆さん!サンプルはもらおう!コンテナは覗こう!(私はもう1個コンテナから椅子を頂いたよ✨)助成金はチェックしよう!海岸のゴミは拾おう!
【1】ラチェットレンチを攪拌機に取り付ける
なんのこと?(ˉˡˍˉ )
て思っても大丈夫!読んでね。
ベースになる家庭用生ごみ処理機
これは、生ゴミをおが屑や微生物の入ったこのバケツに入れてハンドルを回して空気と混ぜると分解をしてくれる、という商品!
要はこの投入する生ゴミを💩にするイメージになる訳です。
ところがこのハンドル。まぁまぁ低い位置にきます。これをトイレでしゃがみ込んで回すのは中々ハードルが高い💦でも、空気と混ぜておかないと分解が上手く進まず臭いがする。
ということで登場するのがラチェットレンチ加工!
半円の往復運動で円の回転運動に変えてくれる加工です👏
分からなくてもやってみましょう↓
まずは茶色のカバーや緑のハンドル部分を外しちゃいます。
緑のハンドル(取っ手)部分は邪魔になるので芯を釘などで押し出して外します
↑↑↑ギアだけになります
分かりにくくて申し訳ないのですが、ハンドルが入ってた溝にピッタリの木を入れて止める。
そこに板ナットより一回り大きいくらいの板を止める。
板ナットを取り付ける
この板ナットにピッタリのボルトで(M12使用)ラチェットレンチ(M12には19mmがピッタリ)を止める
完成っ!
(ちなみに茶色のカバーを戻し忘れてしまいましたが、ギアより先に戻しとかないといけません!)
だからカバーをちょっと切ってはめてテープで貼るというダサさ(笑)
なくても支障はないのですが、ホコリがギアに溜まってくのを防げるかなと。
技術指導者(仲間)からの指導も紹介しときます🙏
①緑のやつを本体に固定し、
②木材を隙間からネジとワッシャーで固定し、
③板付きナットより広い合版を木材に打ち付ける(オレンジのビス。4本くらい?)
④板付きナットをビスで合版に固定する。(ピンクのビス。4本)多少突き抜けてもok.
【2】大小分離器を作る
型をとってセメントで作ろうか、など考えてたのですが妙案浮かばす。買うと安くても£33(約¥5,000)する。
そこで見つけた神ブログ様がこちら👏
トイレ小屋完成!大小分離のコンポストトイレをDIYでつくりました
100均のちりとりとシリコンじょうごでできる✨
ただし、実験の結果、写真のような四角のちりとりだと
ここにすこーし残ってしまう💦
ので、底の丸いちりとりがオススメです!
穴を開けて、じょうごを切って貼り付けます。この上のプラスチック用ボンドがよくくっつきます
念の為余ってたアルミテープも貼ってます!
【3】板を切りまくる
ここに、時間がかかりました😅
なんたって、ノコギリしかないからぁ!
「丸のこぉ〜」と何回呟いたか。
板は基本3種類きります。
①大小分離器がハマる大きさをくり抜いた板
②椅子の座面(ラチェットレンチと便座の穴を確保)
③便座
トイレっぽくなったぁー!
もちろん木製の便座も買えます。
でもあんまり可愛くない(私としては)
ちなみに、くり抜いた廃材は取っ手を付けて蓋にできるので置いといてね!
【4】組み立てる
まず自然にカエルSは、Sのくせに結構高さがあるので椅子の脚の下に台を置いてかさあげしないといけません。
私の椅子の場合14cm上げたい。。
これだぁ〜✨
レンガ売り場なんかにある1コ140円くらいのポット?です!
⑴これを4つ配置する
⑵同封されてた発酵資材(なければ腐葉土でもおが屑でも大丈夫)を入れた自然にカエルくんの上に椅子を設置。
⑶大小分離器と板セットをL字金具で椅子に固定します。
⑷その上に②の板を置くだけ(メンテナンスのために固定してません)なのですが、補強のために
L字金具で支えるだけでなく、角材を2ヶ所裏からネジで固定します!
⑸便座を②の板に貼り付ける。
⑹ラチェットレンチと逆側に尿が入る10ℓポリタンクを置く。じょうごの先にホースをねじ込んで逆の先をポリタンクに入れる。
👩🏫ちなみに、灰や炭を入れると臭いが激減します。私は炭をポリタンクに入れてるのと、フローリング下にも袋に入れたヤシ殻活性炭を潜ませてます!
尿は大と違って分解はされないので頻繁に取り出します(7倍くらい希釈して畑に撒くと立派な液肥です!)ので、20ℓは個人的には重すぎるので、10ℓが便利そう!
【5】装飾
好きな塗料で塗装します!
濡れる可能性もあるので、油性で保護しときたい。でもお尻が触れるので出来るだけ自然な塗料を。
ということで選ばれたのが、オスモカラー✨
建材プロにて1人3袋までサンプルを貰えたので、グリーン、チェリーレッド、パイン色を3袋ずつ頂いてました。ぴったり👏
また、ラチェットレンチが少し短いので混ぜやすいように穴を開けた棒をはめ込みます。
今回は椅子の脚の間の邪魔だった部分がちょうどいい長さ、形だったので活用しました!
先っちょは鳥に🐦
完成💩︎💕︎
いかがでしたか?
友達にも”The fairly tale bathroom”(おとぎ話のトイレ)と言わしめたトイレの完成です!
やっとトイレのことばかり考えてた日々から開放される(笑)
次回は、トイレのドアをステンドグラス付きにしたので、そのご紹介をしまーす🚪