デンマーク生活④ホイスコーレ先生カップルが住む理想のコミュニティへ

こんにちは!

前に書いた、サステイナブルに特化したホイスコーレ。始まって1週間程で訪れたエコビレッジは私にとっては大きなインパクトを与えてくれた大切な遠足となりました。

写真も満載でお送りしますので、行った気分と少しでも衝撃を感じてくれたらいいな(^^)

まず、ホイスコーレでは基本的に先生も校内(といっても先生用にはマンションや一軒家が別館で用意されている)に住んでいます。通勤徒歩3分ですね!

結構先生同士で結婚されてる場合が多くて、子供もご飯を食べに来たり赤ちゃんを連れてきたり当然、学校も家の延長として使われてます。

そんな中、今回遠足で行ったのは、わざわざ車で30分程の所から通っている先生夫婦の村…

その名も

Friland(フリーランド)

でございます!!!!

  1. No Gavage(ゴミを出さない)
  2. Alternative lifestyle(既存の家や生活スタイルに替わる新しい生活の模索)

などに共感した家族や個人がここへ移り住んできて家を自分たちで建て、生活をしています。現在10国籍、計38世帯がこの村に住んでいるとのことで、ダイバーシティを望むため他の国籍の世帯も積極的に受け入れたいとのことでした。

ちなみに、先生夫婦は初期メンバーなのですが、やはり民主主義の国デンマークらしく、誰がリーダーという訳でもなく、新しく何かを建設したい時、ワークショップを開く時などは、みんなで話し合って合意を取って進めてるとのこと。

インターナショナルチームとデンマーク人チームに別れて先生が村を紹介してくれました。Alternative housesは自由でそれぞれの好きなことや、興味が反映されていてとっても面白い( o̴̶̷᷄௰o̴̶̷᷅ )

まずはお家を見てください!

⒈代替建築のお家たち

こちら圧巻のドームハウス。一番お金をかけたお家とのこと。
ただ、ドーム型にすると30パーセント物資を減らせるとのことで環境ももちろん考えられてます!
いわゆるコンテナで建築中のお家!
オーガニックじゃないけど、リユースもいい方法ですね。
 
先生も驚きのほぼ女性1人で建てられたお家。勇気が湧いてきます!
 
このソーラーパネルで十分1世帯分まかなえているらしい。ちなみに、夏は涼しいけど冬は日本より冷えるデンマークでは冬のエネルギーのが大変!てことで大体のお家で採り入れられてるのが、「セントラルヒーティング」というシステム。
家の暖房室で水を温め、その温水を、各部屋の窓下に付いているラジエーターや、床暖房用のポンプに回すタイプです。このお宅では、朝1時間かけてマキデ水を沸かしたら、後は1日暖かいらしい。ていうかご近所さんでもそこまで知ってるんですね(˙꒳​˙ )たくさん話し合いもするから、ただのご近所という付き合いではないのでしょう。
面白い形。先生たちもゆくゆくは角が1つもないドーム型のお家を作りたいらしい✨
ふつう普通のお家じゃなーい?と思ってもやはり違う。壊れた家から使えそうな石やセメントを持って帰ってきてリユースして建てた家。
貝殻置き場!?
貝殻を土台にすると雨風が貯まらないから賢い方法だが、クラックがおきてたりもして補修も欠かせません
 
コーヒー豆の入ってたバックに土と植物の種をいれて壁にはっているところ。植物が根を張り大きくなる頃にはバックは消えるので、Grassroof(草屋根)の完成!
こうなる✨
個人的には屋根に草や苔が生えてるのはビジュアル的にも最高に可愛いと思うのですが、冬は寒さを和らげる断熱材に、夏は草の蒸散作用で家の中を涼しくしてくれる機能性もバッチリの製法なのです!また雨水を貯めて再利用できる効果も。ますます好き‪( o̴̶̷᷄௰o̴̶̷᷅ )
なんと温室の中に家を建てた!って図。
外壁を温室で代替してるので中の生活は良く見えます👀
温室は安いし、雨や曇りの多いデンマークでも遊べて、冬はもちろん暖かいのでデンマークの気候にあっています。
ちなみに、皆さん自分たちで建設をするので雨の日は建設を中断したり、その間床が濡れたりと時間とコストがかかるところ、この温室を先にドーンっと建ててしまってからお家を建てる作戦、その点でも効果ありでして、先生、次建てるときはこの作戦でいくとのこと!
 
バイキングですね!元漁師さんの家。
 
住民で話し合って建てた
“要らないもの交換所pert1”
Pert2
ちなみにこのパート2が本格的な理由は、1月から始まるセミスターにある、サステイナブル建築的な授業で生徒達が造ったから✨
子供服やDJプレーヤーまで、住民は要らなくなったら置いていって欲しいものも自由に持って帰れます。
レンガをオーガニックな素材で建設できないか実験中のテストハウス!レンガを焼くかわりに1トンの重りをかけて天然泥を固めて乾かしているらしい。泥は焼けないのが強みですが、雨には弱いので屋根は別の素材を採用してます。
 
斬新!!
 
ストローベイルと呼ばれる藁のブロックとクレイ(泥)で作った家。
きっと中から見たらこんな感じ。
このストローベイルは防音・断熱・調湿に優れています。
 
住民共有のプレイグラウンドとサウナ。
こちら先生が企画したBuilding festivalに参加してくれた20カ国から集まった人達と作ったらし✨
地中に埋め込まれたトランポリン!
これ、シーソー!
2つのコンテナを泥でくっつけたお家。立派!
斬新pert2!!
住民共有のガーデン
 
こちらの家、普通壁には断熱材が入ってるはずなんですが、2枚の板を置いて空気があるだけにした壁。実は暖かくて有効とのこと!

さて、先生のお家は中まで招待して下さったのでご紹介します。

基本的に2つのコンテナをくっつけてます。家族で1年がかりで制作したとのこと。

とっても驚いたことに、キッチン、リビング2つのバスルームもあって普通のお家と変わらない印象!

⒉暮らしのフィロソフィーとは?

なぜこの生活をしているのか。先生が教えてくれました。

まとめると2つの目的があると思います。

  • 環境への負荷を下げる
  • 豊かさの本質へのアプローチ

まず先生夫婦は持続可能な生活を考えるにあたり、やはり生活の大半を占める住まいから実行しようと考えます。

理由はそれだけだと思ってました。

更に先生は続けます。

なぜ家賃を払って生活を送るためにそんなに働かなくちゃいけないの?それがしたいことか?

デンマークでの家賃の平均は1LDKで月8000kr〜(約13万円〜)

高いですね。でも給与も高いですので感覚的には日本と一緒で大体手取り月収の30%程度を家賃やローンにまわしています。

ただ、この生活スタイルに疑問を持った先生は、

タイニーリビング=小さく住めば安く済む

                           ↓

支出が減れば、それに合わせて労働も減らせる

夫婦2人合わせて1人分のフルタイム勤務(週20時間労働)をすることにしたのです。

ちなみに、150000kr(約30万円)が2人での収入ですが、5人家族が十分に暮らせているとのこと。なので先生は週に1〜2回ずつ学校に現れます。(時々2人揃って、子供も連れて)

3人の子供たちはまだ小さいのですが、どちらかはフリーでいれる訳なので保育所に預けなくても大丈夫!とのこと。

がーーーーーーん

と頭に鳴り響いた先生の言葉たち。

今まで、学校に行って大学に行って就職してフルタイムで働いて残業して疲れを癒すために呑んで家賃払って、休日は日頃の運動不足を解消するためジムとかヨガとか通ったり買い物してストレス発散…

生活をするために働いていたけど、こんな生活がしたかったのか?!

たぶん子供が出来たら必死で保育所探して保育所代払いながらいつも以上に辛い通勤をすることになると漠然と憂鬱に思ってました。

働いて働いて退職するころには仕事しかなかったから時間の使い方が分からず鬱になるサラリーマンが増えてますが、飲み会くらいしか趣味のない私も例外ではない。

年金なんて貰えないだらうから、いざ必要な立場になった時に介護代払えないんじゃないか。

と忙しく楽しい日々の中でも小さな疑問は感じてました。

でもこれってとっても小さい価値観で、

生活レベルに合わせて収入をコントロールしたらいいのね!

という気づきに大変なる衝撃を受けたのでした。

いや、当然じゃん。って思う人もいるかもしれませんが、私にとっては目からウロコの発想だったのです( °꒫° )!

豊かな生活の定義が完全に変わった瞬間なのでした。

ありがとう。学校。先生。

そしてこの衝撃をきっかけに環境とは、サステイナブルな地域とは、地域福祉って…と興味がスパークルしていくのでした!

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